冷凍することの良さは保存期間が伸びることですが、食材の質が落ちるというマイナスのイメージもありますよね。しかし冷凍することで栄養を保ったりおいしさがUPしたりする、使いやすく管理できる食材があるのを知っていますか?
買ってきたらすぐに処理をして冷凍保存して、使う時は別途解凍せずにそのまま調理するのがおすすめな食材、実は結構あるんです。今回はそんな冷凍保存におすすめの食材やその方法を紹介します。
もくじ

1.”冷凍”の特徴
冷凍することで食材は「乾燥」します。
そして解凍時に表面の水分が溶けるので食材が「ベチャっとする」んです。
この特徴から冷凍保存に向かない食材はあります。
冷凍保存で失敗しない為、冷凍保存を味方につける為にまずはこのことを覚えておきましょう。

▸野菜類
野菜の冷凍で大切なのは「解凍後の用途」。野菜は水分が多いので、冷凍し解凍すると元の食感を保てません。それを踏まえた上で冷凍で保存期限を伸ばし、おいしく食べられるものを紹介します。

長ネギ
保存方法:
青い部分は3センチ程度の輪切り、白い部分は斜め切りや細く輪切りにするなど使いやすい状態で保存袋へ
用途:
味噌汁、うどんや蕎麦、炒め物、鍋など
ポイント:
ネギの栄養は内側の瑞々しい部分にあり乾燥することで損なわれてしまいます。野菜室での保存ですぐに使い切れれば問題ありませんが、乾燥前に使いきれないのであればいっそ冷凍による水分の損失だけでおさえるほうが得策。
また買ってきてすぐに切って冷凍することで使い勝手が良く、いちいちまな板と包丁を汚さずに済みます。

ブロッコリー(茹で)
保存方法:
小房に切り分け、茹でた状態で保存袋へ
用途:
シチューやスープの具、ツナ和え、パスタソースなど
ポイント:
茹でて解凍すると水分が出てベチャっとなるので、生食にはあまり向きません。ただそれを逆手にとってスープの具にしたり旨味を染み込ませる料理にすることで良いストック食材になります。栄養価も高いので安い日の大量買いレパートリーに組み込みたいものです

▸肉類
お肉の冷凍で大切なのは「乾燥させないこと」。調味料を揉み込み味を入れるか、表面に粉を纏わせて水分がとぶのを防ぐことが大切です。またいっぺんに切り分けておくことで洗い物を減すことができ、冷凍すれば安い時に買いだめができるので節約にも。身につけることで効率よく料理ができるようになります。
保存レシピの一例と、その他の場合の保存方法を紹介します。

唐揚げ用肉
保存方法:
鶏むね肉や鶏もも肉をお好みで一口大に切り、保存袋に調味料と一緒に入れ揉み込んで冷凍
調味料例:
料理酒、醤油、にんにく、生姜
ポイント:
揚げる直前に片栗粉や小麦粉などお好みの粉を入れ、混ぜて揚げます。個人的には片栗粉をたっぷり振りかけ混ぜすぎず、表面に粉がついた白っぽい状態でカリッと揚げるのがおすすめ

鶏ハム用肉・鶏皮


保存方法:
鶏むね肉の皮を剥ぎ、縦半分に切ってぴったりラップにくるむ。鶏皮は一口大に切り使いやすい量ごとにラップにくるむ。
ポイント:
解凍後そのまま料理に使える状態にして冷凍しておくことで、のちの手間を軽減

その他肉類▹▹切った状態で1回分ずつ小分け

豚肉、鶏肉、牛肉何にでも言えることですが買ってきた時点でおおよそ1口大や使いやすい大きさに切り、1回分ごとにラップにくるむのがおすすめです。
ここで水分を逃さないという意味で、特にパサつきやすい鶏むね肉やささみには必ず小麦粉か片栗粉を纏わせてから保存しましょう。
そしてポイントはできれば冷凍保存前に用途を決めてしまうこと。用途に合わせた切り方で「〇〇用」として保存。味をつけてしまって「解凍して焼くだけ」にして保存など。
まな板と包丁を何度も汚さないこと。解凍してそのままフライパンや鍋に投入することで、手間と負担を最大限に軽減できます。

▹その他の食材

油揚げ

保存方法:
油抜き(一度沸騰したお湯で茹でて古い油を抜く)した上でお好みのサイズに切り保存袋へ
用途:
味噌汁、五目ごはん、鍋など
ポイント:
・油揚げは意外と賞味期間が短い上に時間が経つと古い油の匂いが強くなるので買ってきてすぐに油抜きして冷凍保存する

きのこ類(しめじ、えのき、しいたけなど)
保存方法:
石づきを切り落とし、保存袋の中でばらばらにする
用途:
味噌汁、うどんや蕎麦、ハンバーグのソース、炒め物、鍋など
ポイント:
保存袋の中でばらばらにすることで、散らばらず手を汚さずに済みます。
きのこ類は湿気に弱く、買ってきたままの袋保存に向きません。すぐに食べるのであれば袋を開けておくかバラして蓋をせずボウルに入れておくと良いです。乾燥することできのこの風味も増します。
つまりきのこの冷凍は長期保存ができ、乾燥により風味も増すという一石二鳥の技なんです!

食パン
保存方法:
匂いや乾燥が気にならなければパン袋のまま。気になるようなら保存袋へ
用途:
トースト、フレンチトーストなど
ポイント:
解凍すると水分がでるので生食には向きませんが、冷凍のままトーストすることでカリッとおいしく焼くことができます

にんにく・しょうが
保存方法:
皮を剥いて一欠片、刻む、すりおろすなどした状態で保存袋へ
用途:
薬味、料理のアクセント、臭み消しなど
ポイント:
大量に消費するものではないので、冷蔵庫で保存する期間が長くなってしまいがちです。気づいた時には悪くなっているということがある食材だと思うので、使いやすい形にして冷凍保存してしまえば強い味方に。刻んだりすりおろしたりする手間や匂いのついた洗い物も一回で済みます。
▹▹その他にも随時更新予定です。ぜひ試してみてください
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