もくじ
失敗しない！マタニティパジャマの選び方
妊娠すると色々書い揃えるものがありますが、その中でも色々なタイプがあって迷ってしまう「マタニティパジャマ」。セパレートとワンピース 、ボタンと授乳口付き、丈感はどんなものを選べばいいのでしょうか？
わたし自身、妊娠中つわりが妊娠後期まで続き家で過ごすことが多かったので産後も家ではパジャマでずーっと過ごすイメージしか湧かず「せめて可愛いパジャマを！」と産後もずっと使える可愛いマタニティパジャマを探しまくってしました。産後母乳育児を考えている場合長く使えるものが欲しいと考える方も多いでしょうが、どんなものが使いやすいのかは判断が難しいですよね。
経験者として、0歳児を育てながら思う「マタニティパジャマ」。こんなものが楽！使いやすい！という観点を軸に、そもそも必要なの？というところから解説していきます。
１．マタニティパジャマって必要？
「マタニティパジャマ」はお腹の大きな妊婦さんがゆったり過ごしやすいように作られています。正直言ってパジャマですから、普段から使っていない方も多いでしょうし、要不要の重要度は人によってもかなり違うと思います。今までの部屋着で代用できればもちろんそれで良いでしょうし。
ただ少しでも気になっているあなたのために、実際にマタニティパジャマを使っている身としてどんな考え方で選べばいいのかをお話ししたいと思います。
２．マタニティパジャマを選ぶポイント
まずポイントとして「いつまで使いたいか？」を考えてみましょう。それによって選び方が大きく変わってきます。
２－①妊娠中～入院中、可愛いもので気分をあげたい
この場合どんなタイプのものでも見た目の好みで選び放題だと思います。大きなお腹が隠れるように、苦しくないように設計されたどのタイプでも快適に過ごせて気分をあげてくれるはずです。
中でもワンピースタイプ、上の丈感が長いタイプなどは今こその”マタニティ感”がたっぷりでおすすめですよ！
必要か否か？
あなたが今、欲しい！と思えば必要です。
体の不調などもありなにかとストレスのかかる妊娠中。あなた自身の気分をあげるために必要だと思うものは、とにかくどんどん採用するべきだと思います。
２－②妊娠中～産後まで長く使いたい
母乳育児を考えている場合でお話ししますが、この場合は好みだけでなく「使いやすさ」がより重要になりますよね。授乳口のあるタイプ、前開きボタンのタイプ、裾から捲り上げて授乳するタイプのどれを選ぶのがいいのでしょうか？
選ぶ上で考えたいこと
妊娠中を思えば重要なのは「お腹が苦しくないこと」「お腹が冷えないこと」の２つ。
産後の授乳このとを考えると「授乳のしやすさ」「お母さんにとっての快適さ」「赤ちゃんに対する安全性」などを気にしたいところです。産後について意識したいポイントについて少し解説していきます。
授乳のしやすさ
一日中パジャマでいるわけではないとはいえ新生児期は2時間おきの授乳から始まり、卒乳までは3～4時間おきの授乳が必要な場合が一般的だと思います。夜のうちに4～5回起きて授乳をすることになると思うと、夜間授乳って回数が多くて大変ですよね。相手は泣いている赤ちゃんですから、サッと出して飲ませやすいことが本当に大事です。
使ってみての感想ですが、この観点でいけば授乳口を使うよりもボタンを外すよりも、裾から捲り上げて授乳する方が圧倒的に楽です。
出しやすさはもちろん、泣いている赤ちゃんを前に授乳中をあけて下着をずらして、とする手間が少々厄介。そして授乳口はしっかりずらしていないと授乳中のあかちゃんの顔や唇にかかって邪魔になってしまうんですよね。なので授乳口のあるタイプを選ぶ場合は「授乳口が大きく開くこと」をポイントとしてよく見ておくといいでしょう。
お母さんにとっての快適さ
授乳中なにが不快かというと、まず「お腹が寒いこと」。裾を捲り上げて授乳する場合お腹が丸出しになります。赤ちゃんの手が冷たいとその「冷たい手が当たること」また成長に連れて「お腹をぎゅっと握られること」。(抓られる恰好になるのでかなり痛いです)
授乳口のあるタイプや前開きボタンの場合この心配はありませんが、捲り上げるタイプの場合は腹巻きを併用することで解決することができますよ！
また夏場はお母さんも赤ちゃんもかなり暑いです。授乳中のお母さんは血液が循環しているので体がぽかぽかしていますし、赤ちゃんとくっつくことで暑くてより汗をかくんです。
なのでサイズ感がぴったりめだったり、通気性の悪いものはＮＧ。この点薄手のものやワンピース＋授乳口のタイプは重宝しそうです。
赤ちゃんに対する安全性
この観点で授乳しながら気になることで言えば「赤ちゃんの顔にかかること」ですが、意外と盲点なのが「ボタンが赤ちゃんの顔に当たること」なんです。
首すわり後の赤ちゃんは眠たくなると、お母さんの服に顔を擦り付ける動きをする子が多いです。それもかなり強めにごしごしと。その動き自体はめちゃくちゃ可愛いんですが、その話は置いておいて。
前開きボタンのものは、使っていて赤ちゃんの目や顔を傷つけてしまわないかが心配になったので書いておきます。その点でいけはボタンのないタイプの方が何の気兼ねもいりませんね。
もうひとつのポイント
余談ですが「着て気分があがるかどうか」ってすごく大切だと思うんです。わたし自身、ワンピースタイプのパジャマで購入したものがあるんですが着てみた時に地味で「あー、あんまり可愛くないな」と思ってからなんとなく着なくなってしまったものが一着。せっかく自分のために買うんですから、機能性も大切ですが「着たいと思うデザインか」は大事にして選んでもらいたいです！
３．結論
ここまで色々なポイントでマタニティパジャマを考えてみましたが、わたしのたどり着いた結論は「捲り上げるタイプがベスト」だと思います。
捲り上げるタイプって、つまりボタンのついてない「ゆったりめのＴシャツやスウェット+腹巻き」ってことなんですけどね。笑
マタニティパジャマとして選ぶなら「ワンピースタイプの大きめ授乳口付き」かなぁ。
いずれにしろ季節で着るものって変わるので……北海道在住のわたしは「夏はゆったりＴシャツ」「冬は授乳口付き+腹巻き」(授乳口使わないで捲り上げて授乳にも対応できるし暖かいから)で乗り切りました。
必要か否か？
マストではないかもしれません。機能性だけで言えば、お手持ちのゆったりTシャツやスウェットが授乳する上でかなり優秀です。ただ授乳口のあるタイプを使ってみたいとか、可愛いマタニティパジャマを着たい！という気持ちがある場合必要と言えると思いますよ。あなたにとっていいと思えるものを、楽しんで探してみてくださいね。
４．わたしが持っているパジャマ
半袖授乳口付き+カーディガン
Amazonで購入。妊娠中は丈が短くぴたっとしたタイプなので残念ながら着られませんでした。良い点はカーディガンと別になっているので温度調節がしやすいところ。そして柄が可愛いところ。悪い点はぴたっとしてるので通気性が×で夏場は暑くて寝苦しかったことと、授乳口の開きが小さくて赤ちゃんに吸わせているときに邪魔になる場合が多いことですね。
前開きボタンのワンピース
西松屋で購入。妊娠中から着られましたし、病院は暑かったので入院中にも良かったです。良い点はゆったりしていて生地も柔らかい。ズボラな使い方を紹介すると、ボタンは2～4つめを夜間開けたままにしておくととっても便利です。悪い点はボタンが赤ちゃんの顔を傷つけるのが心配なところと、着た感じが地味であまり可愛くなかったので飽きて着なくなってしまったこと。着て可愛いかどうか！これかなり重要ですよね。
元々持っていた前開きボタンタイプ
春＆秋は無印良品のもの、冬はしまむらのものです。実な妊娠中もこれで問題なく過ごせました。ズボンは腰で履けばいいし、腹巻きを併用していたのでお腹も寒くなかったんですよね。授乳について言えばセパレートなので捲り上げてもOK、ボタンを外してもOKです。ただ赤ちゃんが顔を擦り付けるようになってからは、なんとなくボタンが気になりますね。ボタンかじったりもよくします。
いかがでしたか？これらのポイントをぜひ参考にしつつ、あなたと赤ちゃんにとって良いものを選んでくださいね。