こちらの記事では当時の状況や心情を思い出して書いていきます。
もくじ
病院に通うことに決める
結婚式や新婚旅行を終えてから半年後、札幌への転勤が決まった時点で「不妊治療のできる病院もあるし、良かった」と安堵しました。元々”1年経ったら”と話していただけありその心づもりはあって。それに結婚時点で住んでいた場所には初産でお産できる産院がなく、病院まで車で2時間ほどかかるところだったのでそれについても「よかったー!これで赤ちゃんができても安心して過ごせる!」という気持ちもありました。
結婚から1年後が近づくにつれて、「あぁ今月もだめだった」と思う気持ちが強くなる中、不妊治療について考えていると友人に相談したところ「神谷レディースクリニックがいいと聞くよ。お友達にも通院して授かった人が何人かいて」と教えてもらい、神谷レディースクリニックへの通院を決めたのでした。
不妊に対する意識
20代前半で授かり婚をしたり、結婚後子供がいる友達夫婦が多くいたので、元々不妊への意識は薄いものでした。「まさか自分たちが」というのが正直なところ。
しかし、おめでたい話はみんな積極的にするからそれが当然のように思われていくけれど、つらい思いをしている方が実はまわりにもたくさんいることをわたしはこれから先知っていくことになるのです。
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